2008-01-24

八甲田山 特別愛蔵版

八甲田山 特別愛蔵版M3エンタテインメント/発売 2004.6

な、なんとか仕事を、ふた山越えました…しかし来週の火曜日までにもうひと山…。というわけであんまり気が抜けない今日この頃ですが、昨日映画を一本見ました。
これ、普通なら私は絶対手にしないタイプの映画なのですが…。半分は仕事上の必要に迫られて見たというのが本当のところなのですが…。一言で言うと、「邦画ってすごいよ!!」本当に悲惨な話ですが、なんともいえない感動がありました。以下激しくネタバレです。
まぁなにも東京に雪が降った日に見なくてもよかったんですがね。画面からも冷気が、ひしひしと伝わってまいりました。もちろん人間ドラマでもあるのですが、雪で真っ白い画面の中で兵隊さんが、バタッバタッと倒れていく映像の迫力ったらなかったです。私は「バイオハザード」のゾンビなんかには笑っちゃうほうなんですけど、こういうのはじわじわと恐怖心が〜。
あのラスト近くの場面では泣けました。神田大尉(北大路欣也)の遺体に付き添っている妻(栗原小巻…超美し)が「徳島様に逢える、それだけが今度の雪中行軍の楽しみだと申しておりました」と、最後のお別れに来た徳島大尉(高倉健)に言うところ。(二つの隊は八甲田ですれ違うはずだったのね)そこで徳島大尉が男泣きに泣いて「彼とは確かに雪の八甲田で逢いました」って言うの。私も号泣…。実際には逢えていないはずなんですけど。遺体がすでに収容されてた時間に、徳島大尉は彼の遺体と幻影を見ているんですよね。この男同士の友情が泣かせる。
それにしてもこのすべてが、日露戦争のための寒冷地対策の訓練というのが、なんともやりきれなく…。生還したって次は戦争なわけですよ。上官の命令には逆らえない時代。指揮官は自分だけ生還したところで、結局は責任をとって自害するというような時代。(実際映画では神田大尉は舌を噛み切って死んでますし、助かった山田少佐も銃自殺だし…)非常に潔いんですけど、常にこういう覚悟を持っている人間の存在が本当に悲しくて切なくて…。
それにしても、地吹雪を待って撮影したとか、ダイナマイトで雪崩をおこしたとか凄いスケール!しかも撮影に三年かかったとか。そして公開当時、女性ウケが非常に良かったらしい…。私もまんまとハマったクチだし確かにそういう要素があると思います。配役もすごい顔ぶれですしね。ちなみに映画(新田次郎氏の原作)と史実はかなり違っています。
今ちょっと青森に行きたくなってきました…でも絶対夏にね!
すばらしいサイト様を発見→映画八甲田山ファンサイト 
史実を知りたい方も、こちら↑のサイトからどうぞ。八甲田山雪中行軍遭難事件サイトに飛べます
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